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わくぺめも

HiGH & LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION舞台挨拶メモ(3)

  • 2017年11月26日(日)14:00開始の回
  • 登壇者: 登坂広臣、山下健二郎、佐藤寛太、ELLY、NAOTO、山田裕貴、鈴木貴之、一ノ瀬ワタル(敬称略)
  • 手書きのメモをもとに書いているので、細かい語尾などは雰囲気です

司会の方から前置き。

  • 公開から2週連続、邦画第1位
  • 2週間で動員数65万人、興行収入9億円突破

今回の舞台挨拶は全員私服で登壇とのこと! おみくんは、真っ赤な地にレントゲンのごとく骨がデザインされたSupremeのジャケット。健二郎さんは山吹色のトップスに黒のアウター。司会の紹介「山王連合会のムードメーカー、ダンを演じた……」に合わせて、「はいっムードメーカーの山下です!」。

寛太くんは深緑のタートルネックに黒のアウター。ELLYはグレーのファーコート。もこもこ。なおとさんはジェシーだった。もともとザム2が私服での出演だったのもあって、この日も豹柄のファーコートとSEVENのTシャツ。なんかもうそれにとどまらず表情もすべてジェシーすぎて錯乱した。

山田くんは黒の革ジャンにゆるめの黒いボトムス。

「(ぺこぺこ)鬼邪高校(ぺこ)村山良樹(ぺこ)役の山田(ぺこ)裕貴です(ぺこぺこぺこ)」

小刻みなお辞儀に、観客席からほっこりした笑い声が起きたんだけど、本人はよくわかってなかった様子。

「えっ、なに、そんななんか面白、……???」

鈴木貴之くんはアイボリーのスウェット地? ハイゲージニット? あったかそうなトップス。そしてみんな大好き一ノ瀬ワタルくんは白のタンクトップに黒のハーフパンツ! サンダル!

一ノ瀬「鬼邪高校! 関虎太郎役!!! 一ノ瀬ワタルです!!! こんにちはー!!! ……元気です!!!」
山田「元気です!? それをいうなら『元気ですか』でしょww」
一ノ瀬「あっ!!! 元気ですかー!!! 元気です!!!」
山田「ww」

司会「ファンの応援でここまで続いてきたハイローシリーズ。このプロジェクトで成長したことや、得たものは?」
山下「これは、(話す)順番はもうバラバラですか? クロストーク的な感じかな」
司会「はい、お願いします」
山下「じゃあいっちゃう?(おみくんに笑いかける)」
おみ「鬼邪高から!」
山下「鬼邪高から!」

おみくん、どうやら今日は鬼邪高に話を振りたくて仕方ないっぽい。

山田「僕は本当に……(自分のことを)たくさんの人に知ってもらえたっていうか。『村山を演ってんのは山田裕貴かー』とか、『古屋は鈴木貴之かー』とか、『この人が一ノ瀬ワタルっていうのか』とか。そういうふうに知ってもらえたのが良かったです」
一ノ瀬「そうですねー!」
鈴木「ほんまにねえ。……なんかゆるゆるでごめんな、もともと鬼邪高は、最初はあんまりな、っていうところから……」
山田「鬼邪高は(SWORDの中で)唯一、負けちゃうチームなんですよね。でも、負けないぞって気持ちで演ってた。そうやって熱い気持ちでやってきた。そういう意味で、本当に参加して良かった。こんな2人と仲良くなれたのもハイローのおかげです」
一ノ瀬「そっすな!!!」
鈴木「得たことは?」
山田「ぼ、僕らよりこちらのほうが皆さん聞きたいと思うんで……」

腰を低くしておみくんたちにバトンを渡そうとする山田くん。めちゃめちゃ恐縮してた。でもおみくんは絶対鬼邪高に話を振るマンと化してる。

おみ「鬼邪高しゃべろ!」
山田「!?」
おみ「鬼邪高しゃべろうよ。ていうか、コタロウって名前だったんだね……ww 虎って書いて」
一ノ瀬「はい! ぼくコタロウっす!」
おみ「そうなんだww」
山下「その衣装は自前ですか?ww」
一ノ瀬「あっ、これはあの、ずっと迷ってるんす」
おみ「?」
鈴木「ちょっと説明さしてくださいね」

はんなりした関西弁でフォローにまわる鈴木くん。優しい。

鈴木「彼はずっとタンクトップに短パンって決めてるんですけど、ちょっとずつ格好良くしてんねんな?」
一ノ瀬「そっす! スタイリストさんに相談してて」
鈴木「今日はこの短パンもね、ちょっと学ランっぽい感じでな(一ノ瀬くんの短パンをつまむ)」
一ノ瀬「そうなんす、ちょっとずつ格好良くなってるんす」
鈴木「……っていう意味なんです。説明が足りなくてすみません」

山下「山王は……僕らはドラマからなんで、3年間ずーっと同じ役でしたから。映画を通して、(寛太くんを見ながら)後輩とか、なかなか接点がなかったから、ほとんど初めましての状態から始まって」
寛太「そうですね」
山下「それから仲良くなって絆も深まりました」
一ノ瀬「いっすねー!!!」
寛太「本当そのとおりで。山王連合会でバイクに乗りたいねって、そういうドラマではできなかったことも映画でできたのが嬉しかったですね」
山下「というか今日はなんなん、東南アジアの大学生みたいな服着て」
寛太「東南アジアの大学生じゃないですww」

山下「マイティは?」
直人「なんですかねえ~」
えり「なんだろな〜」

マイティ、基本的にゆるかった。2人とも見た目もこもこで喋りはふわふわだった。

山下「俺あれやりたいなー! アイアイッてやりたい」
えり「ああ、あれww アイアイッ」
直人「アイアイッ」
山下「あれ格好良い。山王はああいうのないからな。ただ拳を突き上げるだけやからな!(実際にあのポーズをやって見せる)ええなあ~ああいうヒップホップな感じ」
えり「僕は、音楽ができたことですかね。得たこと」
山下「マイティはあの、PVみたいなのもあるもんな。あれいいよな」
えり「ああ、あれね。アナザーストーリーみたいなやつ。……あ、あと僕としてはLIKIYAが面白いなと思いましたねww」
山下「LIKIYA可愛いな!ww」
直人「LIKIYAは祐真キキちゃんが彼女の役なんですけど。なんかLIKIYAが、今まで女の子とつきあったことないんかっていうくらい女の子の扱いが下手で!ww 肩抱くときもなんか……(ELLYの肩にこわごわ手を回す)こんな感じで、なんか手ー浮いてるのww ぜんぜん板についてなくて!ww それが面白かった。可愛いなー」
えり「初々しくてww、兄として面白いなと思ってましたね。頑張ってんなーって」

おみ「僕はそういう、みんなチームなのがうらやましいなって思いますね。山王は山王で、とか、鬼邪高は鬼邪高でワイワイしてるのが。俺らは2人なんで……ww」
山下「ええやん~その2人で映画のほとんど持ってってるやん!!! すごいやん」
おみ「ふふww」
山下「登坂さんだけでガッサーいってるやん」
おみ「ww ……そうだねww」
山下「せやで、俺らめっちゃバイクとか練習してんのに、広斗はなんかもう横すべりとかしてドーンなっとるやん」
おみ「そっか……得たものは、ないな……」
山下「ww」
おみ「ないですね。もう得てた。得てたものを出しただけ」
直人「格好良い!ww」
山下「もう~言ってみたいわそんなん」
直人「広斗が焦ってる姿とか見たいよね。だって(今回の映画で)廊下で追いかけられるところとかもさ、なんかこんな……(肩をいからせて歩く広斗の真似)歩いてさあ! 急ぎもしない!ww」
おみ「ははは」
山下「冷静に鎖を巻いてるよね」
おみ「巻いてた!」
直人「だから、雨宮兄弟がもうとんでもなく焦る続編とか見たいよね。空港行ってパスポート忘れたりとか。『やばいやばいパスポートない!?』みたいなね。冷や汗もんの雨宮兄弟だけを流す続編が見たいです」
おみ「乞うご期待ですね」

司会「FINAL MISSIONは最終章とのことですが、先を予感させるところも。これからスピンオフなどで期待するものは?」
山下「まあ登坂くんが焦るところを見たいですね。あとは……僕らはダン、テッツ、チハルでDTCっていうグループをさせてもらってるんですけど。あのDTCで何かまた面白いことをしたいなーと。狙ってますね」
司会「例えばどんなことを?」
山下「8割お笑いに持っていきたいと思ってます」
寛太「ふふww」
山下「喧嘩のない、平和な映画が作りたいですね」
直人「女の子が出てきたりね」
山下「そう! そういうの。アクション無しの、ほっこりするようなのがいいですね」
寛太「ほっこりww」

司会「MIGHTY WORRIORSはいかがですか?」
直人「僕らはね、Next stage~♪って言ってますからね、ネクストスティージって。俺らもネクストステージに」
えり「行きます。次のステージに昇ります」
おみ「鬼邪高はやりやすそう。学園ものみたいな……」
山田「じゃあ広斗が忘れたパスポートを探しに行く話で。持ってこい! って言われて」
おみ「もうちょっと他にあるでしょww」
鈴木「(スピンオフ)やるなら番長の髪が伸びるまで待たないと……(山田くんの頭を撫でる)」
山田「あーそっすね」
山下「髪の毛伸びたなあ?」
山田「けっこう伸びました! 毛先で遊べるくらいになってきました」
山下「はははww」
直人「今バンダナ巻いたら焼き鳥屋のおっちゃんだもんね」
山田「あーww へいらっしゃい! つって」
直人「ハイッせせり! つって」
山田「焼くぞてめぇら! つって」
直人「お〜いいね~~~!」
山田「へへへ、(ボケが)すぐ出てきちゃうんでもう……(ぺこぺこ)」
おみ「卒業して3人で焼き鳥屋やってたら面白いよねww」
鬼邪高3人「あ〜!ww」
鈴木「鬼邪高の3人は、みんなが思うよりも、より面白いんです!」
おみ「ん? うんww」
鈴木「だからDTCにも絡みたい!」
山田「ていうか、ITOKANに行きたいんですよ~。行ったらだめなんですかね? あの領域はまだ踏み越えてはならないんですかね」
おみ「いいんじゃないの? もうみんな仲良しでしょ? あの一件で。手ーとりあって、ね?」

広斗の口から発せられる「みんな仲良し」というフレーズのほっこり感に、若干ざわつく会場。壇上の面々は意に介さず。

山田「いやー行きたいですね」
一ノ瀬「ほんとすねー!」
山田「本当に思ってる!?ww」
一ノ瀬「えっ!?ww へへへww」
山田「一ノ瀬くんは何したいの?」
一ノ瀬「関的には、生涯この3人でいたいっす!!!」
全員「おお〜」
一ノ瀬「関虎太郎の人生は……この3人で、終わらしたいっす」
おみ「いいな~」
司会「一ノ瀬さん、作中のイメージとは違ったチャーミングさがあって、ギャップがありますね!」
一ノ瀬「……!?」

「俺!?」みたいな顔で自分を指さす一ノ瀬くん、心優しい大型動物感があってなんかもうみんな自然と笑顔に。

鈴木「この人はほんまに愛されてるんです!」
司会「愛されキャラなんですね」
一ノ瀬「え!? 僕だいたい悪役しか仕事来ないですけどね、へへ」
鈴木「いやあ愛されてますね」
おみ「いいなあ。本当に仲いいよね」
山田「僕ら、撮影が終わってもごはん行ったりとかしてて。俺、(鈴木くんの)家に行ったりとかしてて」
一ノ瀬「僕は昨日も(鈴木くんちに)行きました!」
山田「そういう感じだから、撮影が終わっても延長線上に続いてるっていうか、そんな感じですね」
山下「ほんまやなあ」
全員「……」
山下「……ごめんな、なんか話広がらんかったな」
鈴木「いやww そういえば、これもまあ広がらない話なんですけど……昨日ワタルくんがうちに来てて。んで、彼が座ってて。ふと見たら足の裏が真っ黒だったんですよ」
山下「汚な!」
鈴木「僕あんまり普段そういうこと言わないんですけど、ワタルくん大丈夫かなと思って。住むとこちゃんとあるんかな? とか思って」
おみ「素足で歩いて来たの?ww」
鈴木「ww いやそのくらい真っ黒やったんです、このくらい黒かった!」

鈴木くん、壇上の床を指差す。普通に黒い。ただただ黒い床。

おみ「黒!ww」
鈴木「そんで、『いっかい足の裏見てみ?』って言うたんです。そしたらワタルくん自分の足の裏を見たんですけど、びっくりしないんです! その足の裏がいつもどおりみたいな顔してるんです。そのくらい靴下はかないんです」
おみ「今はどうなの?」
一ノ瀬「今はきれいっす」

サンダルからスルッと右足を抜こうとする一ノ瀬くんに、なんとなく張り詰める会場の空気。

山下「いったん見とこか」

一ノ瀬くん、登壇者にだけ見えるように足の裏を見せる。

全員「きれい!」
一ノ瀬「きれいっす!」
鈴木「これで黒かったら最悪でしたね」
一ノ瀬「いやあ、靴をはくのがあんま好きじゃないんですよね」
おみ「!?ww」
鈴木「こないだはダウンジャケットに短パンやったしな」
一ノ瀬「うん!」

ここでフォトセッションに移行。全員がステージ中央に固まり、パネルを持って撮影。

おみくんは健二郎さんに体を寄せて肩に腕をまわす。必然的に逆側の山田くんとの距離があいてハラハラしたけど、途中でおみくんのほうから山田くんにもにこやかに話しかけていてなごんだ。山田くん、にこにこ返事しながらもぺこぺこしていて恐縮した感じ。

健二郎さんは寛太くんにもひそひそ耳打ち。2人でくすくす笑い合ってて楽しそう。

カメラマン「一ノ瀬さんくらい会心の笑顔でお願いしまーす」
全員「ww」

一ノ瀬くんはみんなの太陽。

フォトセッション終了後、セッティング中のわずかな間に客席から「ELLY大好きー!」の声。ELLY、両手でピースを作って応える。すると隣から刺客。

直人「俺も好きー!(ELLYに抱きつく)」

会場、悲鳴。

場の空気がおさまったところで、最後に健二郎さんとおみくんからあいさつ。

山下「今日はありがとうございます。ハイローはいろんなかたちで3年続いているプロジェクトで、FINAL MISSIONといってもまだこれから続きそうな予感のある作品です。これからも応援よろしくお願いします」
おみ「今日はありがとうございます。こうしてみなさんとまた会えるのも、みなさんがたくさん劇場に足を運んでくださったからだと思います。これからもそれぞれの楽しみ方で楽しんでいただければと思います。ありがとうございました」